キシノウエンの小麦のはなし
野菜作りに専念するべく、
2020年から小麦の栽培はお休みいたしております。
小麦粉になるまでの長い道のりを紹介いたします。
残暑厳しい8月の終わり、小麦畑の土作りが始まります。
ボカシ、貝化石、天然苦土などの有機肥料を撒いて耕します。
キシノウエンのすべての野菜と同じく、化学肥料や農薬はいっさい使わず小麦も育てています。
9月の終わり、小麦のたねを蒔きます。
10月、霜が降りてまわりの草は枯れても、小麦は青々としています。
そして、-15℃以下にもなる厳しい冬を越します。
3月、厚い雪の下で耐えていた小麦が、ようやく顔を出します。
5月、麦の穂が現れます。
6月、ひと雨降るごとに、ぐんぐん小麦の背が伸びます。
7月、たねまきから10ヶ月、いよいよ収穫です。
梅雨の終わり頃、刈り取ります。
はざがけして、お日様の力で乾燥させます。
よく乾いたら脱穀します。
もみがらを取った玄麦。これが来年のタネにもなります。
農薬を使わないので、虫がわかないよう気を使います。
美味しさを保つためにも、玄麦の状態で、酸素を抜いた袋で保管しています。
自家製粉。毎回挽きたての小麦粉をお届けします。
一度に少しずつしか挽けませんが、その分、小麦に熱を持たせずゆっくり挽くことができます。
小麦本来の力強さが失われないことを大切に考えています。
2018年産 中力粉(しらね)全粒粉
クッキー、 スコーン、どら焼き、
パンケーキ、ピザ生地、お好み
焼き、天ぷら、うどんなど、焼き
菓子やお料理に幅広く使えます
1袋 1kg 850円
(税別・送料別)
申し訳ございませんが、小麦の販売は休止中です。